アニメ SHIROBAKOを見て思ったこと
最近、ずっと視聴していなかった「アニメ」にまたドはまりしそうなものが出てきました。
アニメ SHIROBAKO
社会人をしていて、すごい共感できるアニメに出会ったのは初めてかもしれないです。
まだ、社会人としては未熟な私は、主人公宮森あおいを通して、会社で働くって何だろうということを常に思いながら、このアニメを見ています。
このアニメ、普通のアニメと違って、会社や社会での働き方や人間関係、仕事に関する悩みや葛藤をうまく表現しているなと思います。
舞台は、東京にある「武蔵野アニメーション」なるアニメ制作会社。
モデルとなる武蔵野アニメーションがあるのは、おそらく東京都西東京市武蔵境駅周辺でしょう。
武蔵境駅周辺は、個人的にとても思い入れのある場所で、アニメに出てくる風景を見て、「あ、ここは○○の近くだな」と思うくらいです。
武蔵境駅や三鷹駅周辺には、アニメ製作会社が多くあるそうです。
主人公は、武蔵野アニメーション制作部門の宮森あおい
新人で、アニメの制作に関わっているので、仕事の量はかなり多いと思います。
いろいろな部署との連絡調整、アニメの制作に関する仕事
あまりアニメの制作に詳しくない僕でも、「ああ、宮森さん大変そうだな」って思うくらい大変に見えます。
普段、アニメを見る視聴者として、アニメ制作の現場に似ている(アニメとして美化されていると思いますが、似ていることが起こっているのでしょう)ことを、アニメとして視聴できるのは、大変うれしいですし、アニメへの愛着も深まります。
このアニメには、アニメを作るうえでさまざまな人が関わっています。
制作、進行、動画編集、3D制作、原画、声優、音響監督、作画監督、監督、プロデューサーetc
それぞれの人たちがどんな仕事をしているのか、またどのように関わっているのかが大まかにわかりますし、アニメを作る行程を説明してくれる回もあるので、アニメ制作について勉強になります。
ぼくが、このアニメでとても印象に残っている台詞
「おいちゃん(宮森あおい)の将来ってなに?」
これは、宮森あおいの同期で高校で一緒だった原画の安原絵麻の一言
自分の将来ってなんだろう。自分は何のために働いているんだろう。
ぼくは今働いている会社で結果を残したいと思っていますが、たぶん安原さんに同じことを聞かれたら、即答できないでしょう。
このシーンは、原画の安原さんが、猫が動くシーンが作画監督からダメだしをもらい落ち込んでいるとこりに宮森さんが慰めるシーンでした。
将来って、考えずに過ごす生き方もあると思います。今を生きたいと思う人にとって、将来なにをするかなんて考える暇もないかもしれない。
でも、自分はこうなりたい、こうなってみせると思える人は、そこにむかって努力できるような気がします。
いろんなキャラクターが登場してくる中で、お気に入りのキャラクター
本田 豊
「万策尽きたぁ!」で印象に残る武蔵野アニメーションの制作の司令塔
途中で武蔵野アニメーションをやめてしまう人だけど、この人は仕事をやっていく上で大事なことを言ってました。
「宮森さん、わからなかったら頼っていいんだからね。おれらの仕事って、チームで動いてるでしょ。だから、頼っていいんだよ」
あと数話残っているであろう、SHIROBAKO
アニメを作っている現場ってどんな感じなんだろう、仕事とは?働くとは?
いろんなことが見えたり、考えさせてくれるアニメ、SHIROBAKO
今後に目が離せません。